【株式市場】日経平均は245円高で2日続伸、四半期決算が増え企業業績への期待強まる

◆日経平均は4万794円86銭(245円32銭高)、TOPIXは2966.57ポイント(30.03ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は22億8761万株

 8月6日(水)後場の東京株式市場は、前場に続いて企業業績への期待の強い相場になり、7日に四半期決算を発表する予定のソニーグループ<6758>(東証プライム)が13時過ぎにかけて一段と上げ、8日発表予定の日本ヒューム<5262>(東証プライム)も前場上げたまま高値圏で強調推移。5日に発表した三井不<8801>(東証プライム)も一段強い。15時に発表したクリナップ<7955>(東証プライム)も急動意。養命酒<2540>(東証プライム)は株式非公開化の観測報道を受けて急伸。日経平均は13時過ぎに301円高(4万850円)まで上げ、大引けは2日続伸となった。

 後場は、ユニチカ<3103>(東証プライム)が一段と上げ、午前11時の発表を受けて急伸した後も騰勢継続。富士フイルムHD<4901>(東証プライム)は14時の発表を受けて急伸。協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は後場値動きが活発化してストップ高となり7日の四半期決算発表に期待強い様子。フォースタートアップス<7089>(東証グロース)とデコルテHD<7372>(東証グロース)は前場から何度もストップ高を繰り返し第1四半期の大幅増益など好感。

 東証プライム市場の出来高概算は22億8761万株(前引けは11億1249万株)、売買代金は5兆4275億円(同2兆5401億円)。プライム上場1623銘柄のうち、値上がり銘柄数は1278(前引けは1304)銘柄、値下がり銘柄数は293(同274)銘柄。

 東証33業種別指数は前引けと同様にサービスを除く32業種が値上がりし、値上がり率上位は、不動産、建設、鉱業、石油石炭、金属製品、卸売り、水産農林、非鉄金属、機械、海運、鉄鋼、電力ガス、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る