トヨタ、豊田市に新工場用地を取得、次世代「未来工場」構想が本格始動

■2030年代初頭の稼働を視野に生産車種を検討

 トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は8月7日、愛知県豊田市貞宝町周辺に新たな車両工場を建設するため、用地取得を決定したと発表。新工場は2030年代初頭の稼働を目指しており、生産車種については今後検討される。愛知県、豊田市、地域住民などの協力を得ながら、計画を進めていく方針だ。

 同社は、国内300万台生産体制の維持に加え、先端技術を活用した多様な人材が活躍できる「未来工場」の構築にも力を注いでいる。これにより、生産機能の強化とともに、持続可能な地域社会への貢献を目指す。

 創業以来掲げてきた理念のもと、トヨタは安全・高品質なモノづくりとサービスを通じた「幸せの量産」に取り組み続けている。コネクティッド・自動化・電動化を柱とする技術革新を推進し、より良いモビリティ社会の実現を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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