プリントネット、名証メイン市場への重複上場承認を取得、個人投資家との接点拡大を目的

■IR活動の強化と株式流動性向上を重視

 プリントネット<7805>(東証スタンダード)は8月21日、名古屋証券取引所メイン市場への上場承認を得たと発表した。これにより同社株式は、現在の東京証券取引所スタンダード市場と併せて重複上場となる。上場予定日は8月28日であり、同社は証券市場における存在感を一層高めることになる。

 同社はこれまで東証スタンダード市場を通じて企業価値の向上やガバナンス強化を進めてきた。さらにIR活動を拡充し、事業内容や成長戦略を広く周知する取り組みを行っている。今回の名証上場は特に個人投資家との接点拡大を狙ったもので、より幅広い層に対して事業理解を深めてもらう機会の創出を重視している。

 同社は今後、名証との重複上場を契機に、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図る方針を示した。またIR活動を一層充実させることで投資家との継続的な対話を強化し、事業への理解を深めてもらうことを通じて企業価値の向上に努めるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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