ウェザーニューズ、HMS性能モデル搭載の新航海気象サービス開始、気象データと船舶性能を統合

■気象・海象データと「OceanWise」を統合し、安全運航と環境負荷低減を実現

 ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は9月2日、統合型航海気象サービス「SeaNavigator」にHD Hyundai Marine Solution(HMS)の船舶性能モデリング「OceanWise」を搭載した新サービスの提供開始を発表した。両社は2025年1月にMOUを締結しており、今回の統合により気象・海象データと最適航路選定技術、さらにHMSの性能モデリングを一体化した業界初のプラットフォームが実現した。これにより船舶運航会社は、安全性の強化や燃料削減、CO₂排出削減を伴う高度な航路最適化が可能となる。

 ウェザーニューズは創業以来約40年間で累計100万航海をサポートしており、「OSR(Optimum Ship Routeing)」サービスを通じて船舶の経済的かつ安全な運航を支援してきた。新サービスでは、従来の気象予測に加え、波の抵抗やプロペラ推進力など詳細な船舶特性を反映することで、より精緻な航路提案を可能にする。HMSは2024年時点で600隻以上に「OceanWise」を導入しており、8隻の実証実験で年間平均5.3%の燃料削減を記録している。両社の技術を組み合わせることで、燃費効率や環境負荷低減にさらなる効果が期待される。

 両社は今回の取り組みを「単なる機能の結合ではなく業界初の統合実装」と位置づけ、主要船社から高い関心を集めていると強調した。国際的な環境規制が強まる中で、燃料削減と排出削減を同時に実現できる実践的ソリューションを提供し、海運業界の持続可能性と運航効率向上を後押しするとしている。今後も両社は最新技術を活用し、より多くの事業者が最適な航海を実現できる環境づくりを進めるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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