ホンダ、ハンズフリーモビリティ「UNI-ONE」事業化を発表、ASIMO技術を応用

■型式認定取得で公道走行も可能に、月額8万~12万円のサービス提供

 ホンダ<7267>(東証プライム)は9月8日、ハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE(ユニワン)」の事業化を発表した。9月24日から法人向けに販売を開始し、施設内での回遊やオフィスでの業務負荷軽減など、多様な利用シーンを想定している。2009年の「U3-X」や2012年の「UNI-CUB」などを経て開発が続けられてきた後継モデルであり、ASIMOの技術を応用し、体重移動だけで歩くように移動できる座り乗りタイプのモビリティである。難しい操作を必要とせず、子供から高齢者まで幅広い利用者が扱える点が特長だ。

 UNI-ONEは2022年の国際ロボット展で公開され、展示や試乗会で高い評価を得てきた。2023年からは有償の実証実験を重ね、2025年1月には「移動用小型車」の型式認定を取得し、公道走行も可能になった。車体は長さ120cm、幅70cm、高さ120cm以内で最高速度は時速6kmに制限され、歩行者と同等に扱われる仕様だ。法人向けには本体、バッテリー、メンテナンスや保険を含むサービス契約として販売され、契約年数や台数に応じて月額8万円から12万円の料金が設定されている。短期利用者向けには1日5万5000円でレンタルも提供する。

 販売台数は2030年までの5年間で1000台を予定しており、導入第1弾としてサンリオエンターテイメントが運営する大分県のサンリオキャラクターパーク「ハーモニーランド」で10月19日から利用開始される。親子三世代の来園者や長時間歩行に不安を抱える来場者の移動を支援し、移動負担を軽減することで「自由な移動の喜び」の実現を目指す。ホンダは今後、施設やオフィスなど幅広い場面での活用を通じ、多様な人材の活躍促進と社会課題の解決に貢献していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  2. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  3. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  4. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…
  5. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  6. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る