Jトラストの月次速報は東南アジア小休止だが日本国内は連続最高を更新、韓国金融事業も再び拡大傾向

Jトラスト 8508

■8月の月次データ速報、日本金融事業の債務保証残高は7か月連続で最高を更新

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)が9月8日午後に発表した2025年8月の「月次データ推移≪速報値≫」は、Jトラスト銀行インドネシアの貸出金残高が前月の最高更新から微減となったものの、日本金融事業の債務保証残高は7か月連続で最高を更新し、引き続き好調に推移した。また、このところ増勢の韓国金融事業もJT親愛貯蓄銀行の銀行業における貸出金残高が2023年10月以来、約2年ぶりに2兆3000億ウォン台に乗った。

 日本金融事業は、(株)日本保証の8月の債務保証残高が前月比1.8%増加して2724億円となり、7か月連続増加し、同じく7か月連続で最高を更新した。

 韓国金融事業では、JT親愛貯蓄銀行の銀行業における貸出金残高が前月比1.1%増の2兆3248億ウォンとなり3か月連続増加した。2023年10月以来、約2年ぶりに2兆3000億ウォン台に乗った。また、同じくJT貯蓄銀行の銀行業における貸出金残高は同1.3%増加して1兆9487億ウォンとなり、5か月連続で増加した。こちらは3か月続けて1兆9000億ウォン台となり、24年6月以来の1兆9000億ウォン台で続伸となった。

 東南アジア金融事業では、Jトラスト銀行インドネシアの銀行業における貸出金残高が7月まで2か月連続で最高を更新したが、8月は前月比2.7%減の28兆1123億ルピアとなり拡大は小休止となった。また、カンボジアを拠点とするJトラストロイヤル銀行の銀行業における貸出金残高は同0.4%減の9兆8700万ドルとなり、2か月連続小幅減となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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