【株式市場】日経平均は134円高、一時初の4万5000円台に乗り取引時間中と終値の最高値を連日更新

◆日経平均は4万4902円27銭(134円15銭高)、TOPIXは3168.36ポイント(7.87ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は19億8545万株

 9月16日(火)後場の東京株式市場は、米国時間16、17日の米FOMC(連邦公開市場委員会)、日本時間18、19日の日銀の金融政策決定会合を控え、相場観に温度差がある様子となり、日経平均は朝方に続いて後場寄りも4万5000円の大台に乗り、中盤も大台に乗って推移したが、大引けはやや値を消してしまった。しかし、米NASDAQの連日最高値などを受けて強い相場が続き、日々ベースでは一時初の4万5000円台に乗り、取引時間中の最高値と終値での最高値を連日更新した。

 後場は、日本ヒューム<5262>(東証プライム)が一段と上げ、信用取引規制の初動期に特有の買い戻しの見方に加えコメ増産にともなう休耕田の復活工事ではコンクリ製の側溝などが多用されているとして期待も。PR TIMES<3922>(東証プライム)は終日買い気配のまま大引けでストップ高となり業績予想の増額修正など好感。クラシコム<7110>(東証グロース)は7月決算発表での今期予想など好感され急伸ストップ高。coly<4175>(東証グロース)もストップ高となり中間決算の大幅改善など好感。

 東証プライム市場の出来高概算は19億8545万株(前引けは10億750万株)、売買代金は5兆482億円(同2兆6154億円)。プライム上場1619銘柄のうち、値上がり銘柄数は1078(前引けは1098)銘柄、値下がり銘柄数は493(同454)銘柄。

 東証33業種別指数は26業種(前引けも26業種)が値上がりし、値上がり率上位は、石油石炭、輸送用機器、水産農林、精密機器、化学、証券商品先物、卸売り、ガラス土石、保険、倉庫運輸、陸運、その他金融、機械、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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