ジェリービーンズグループ、水生成技術「AirQua」でRay of Waterと提携

■空気中の水蒸気を飲料水化、災害時のライフライン確保に貢献

 ジェリービーンズグループ<3070>(東証グロース)は9月18日、子会社のJBサステナブルがRay of Waterと包括的業務提携契約を締結したと発表した。提携対象は同社が一部特許を持つ空気から飲料水を生成する技術「AirQua」であり、ジェリービーンズグループは国内外における総販売権を取得した。水不足や災害時の飲料水確保を背景に、環境事業として社会的課題解決を図る狙いがある。

 「AirQua」は空気中の水蒸気を電気の力で強制的に凝縮し飲料水化する技術を用いる。水源を必要とせず、ろ過技術と組み合わせることで安全で清浄な水を生成できることが特徴である。電力さえあれば稼働可能なため、災害対策や水資源の乏しい地域での利用が期待される。東日本大震災では水道の復旧に平均100日を要したとのデータもあり、ライフライン維持の観点から喫緊の課題解決手段として注目される。

 提携に基づき、まずはオフィスや家庭向けに水タンク不要型のウォーターサーバーを販売・レンタル展開する。企業のBCP強化、作業負担の軽減、環境イメージ向上に資する商品とされる。今後はコンテナサイズの大型設備も視野に入れ、能登半島地震の被災地支援やJICAによる国際協力案件、アジア・アフリカでの普及も検討している。2026年1月期業績への影響は精査中だが、国内外での社会実装に向けた取り組みを加速させる方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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