ソフトバンク、サムスンと次世代通信技術を共同開発、AIとRAN統合で効率化

■AI活用の無線アクセス網で連携、通信インフラの高度化を推進

 ソフトバンク<9434>(東証プライム)は10月24日、韓国のSamsung ElectronicsとAI-RAN(AIを活用した無線アクセスネットワーク)分野での協業に関する覚書を締結したと発表した。両社は「6G」「AI for RAN」「AI and RAN」「Large Telecom Model」の4領域を中心に段階的に研究範囲を定義し、共同開発を推進する方針である。

 研究内容は、次世代通信規格6Gの周波数候補である7GHz帯を対象としたフィールド検証、AIによるRAN物理層の最適化、AIとRANを共通基盤で稼働させる「AI-RANオーケストレーター」の構築、通信業界向け生成AI「Large Telecom Model」の活用などが柱となる。これにより、通信ネットワークの効率化と性能向上、ユースケース創出を図り、研究成果の商用化を視野に入れる。

 ソフトバンクの佃英幸専務執行役員兼CTOは「AI-RANを活用した高信頼・高効率な次世代ネットワークの実現を加速させる」と述べ、サムスン電子のジョン・ジングク氏も「通信事業者と利用者の双方に有益なユースケースを定義し、6G分野の技術革新を主導する」と強調した。両社はAIと通信の融合を通じてグローバル通信インフラの進化に寄与し、次世代社会インフラの構築を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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