ジェイテック、中間期は減益も需要高水準、下期偏重の収益構造で通期増収増益予想を維持

(決算速報)
 ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)は、10月31日に26年3月期第2四半期累計(以下、中間期)連結業績を発表した。技術職知財リース事業の請負受託案件の減少により減収減益だった。ただし通期増収増益予想を据え置いた。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。下期偏重の収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は上値が重くモミ合う形だ。目先的には中間期業績を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが、下値限定的だろう。

■26年3月期中間期減収減益だが通期増収増益予想据え置き

 26年3月期中間期の連結業績は売上高が前年同期比1.3%減の16億26百万円、営業利益が37.5%減の61百万円、経常利益が62.3%減の37百万円、親会社株主帰属中間純利益が63.1%減の23百万円だった。

 減収減益だった。売上面は技術職知財リース事業のテクノロジストに対する需要が堅調に推移し、派遣単価および稼働率は前年水準を維持したが、請負受託案件の一時的滑落からの回復遅れが影響した。利益面は売上高の減少による売上総利益の減少に加え、市場区分変更(25年5月14日付でグロース市場からスタンダード市場に変更)に係る費用なども影響した。

 セグメント別に見ると、技術職知財リース事業は売上高が1.3%減の16億26百万円、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が0.5%減の3億04百万円だった。なお一般派遣およびエンジニア派遣事業は25年3月期より全業務を休止している。

 全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が8億11百万円で営業利益が22百万円、第2四半期は売上高が8億15百万円で営業利益が39百万円だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比17.9%増の40億円、営業利益が21.5%増の4億円、経常利益が21.2%増の4億円、親会社株主帰属当期純利益が5.2%増の2億40百万円としている。配当予想は未定としている。

 26年3月期も増収増益予想としている。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。中間期の進捗率は低水準の形だが、期末に向けて新卒テクノロジストが戦力化して貢献するため下期偏重の収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。

■株価はモミ合い展開

 株価は上値が重くモミ合う形だ。目先的には中間期業績を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが、下値限定的だろう。10月31日の終値は246円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS29円97銭で算出)は約8倍、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS177円22銭で算出)は約1.4倍、そして時価総額は約21億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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