モブキャストホールディングス、Dawn Labsと提携、50万SOL規模のバリデータ事業へ基本合意
- 2025/11/7 12:50
- IR企業情報

■自社保有SOLと外部デリゲーションの両輪でバリデータ事業を拡大
モブキャストホールディングス<3664>(東証グロース)は11月7日、アラブ首長国連邦のDawn LabsとSolana(ソラナ)バリデータ事業に関する戦略的パートナーシップを締結したと発表した。同社は2025年10月から暗号資産SOLの取得を開始し、累計保有量は9,070SOL(取得額2億5千万円超)に達している。今回の提携により、自社保有分に加え外部から預かったSOLも運用し、委託報酬を得る収益モデルを構築する。将来的には50万SOL規模の運用を目指し、Solanaエコシステムへの貢献と新たな収益源確立を図る。
提携先のDawn Labsは、Solana Foundationのデリゲーションプログラム参加企業であり、グローバル上位10%の運用成績を持つバリデータ事業者である。同社代表の南雲悠太郎氏は、Solana Global Hackathon入賞の実績を持ち、技術力を背景に大手企業向けのバリデータソリューションも推進している。モブキャストHDは同社の技術・運用ノウハウを取り入れ、自社仕様に即した運用体制の構築を進める。代表取締役CEOの藪考樹氏は、Solanaトレジャリー事業を「保有から収益化」へ転換する重要な一歩と位置づけた。
■Solanaを累計2.5億円超取得し収益化モデル構築へ
同日、Solana(SOL)の保有状況についても公表。10月24日から11月6日にかけて継続的にSOLを取得しており、平均取得単価は2万7,640円、累計取得額は2億5,070万円となった。取得資金の原資は新株予約権の行使によって調達されたもので、業績への影響は軽微としている。同社はSolana関連の情報発信強化のため、トレジャリー事業公式Xアカウントも開設し、国内外への認知拡大と投資家への透明性向上を図る。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























