三菱重工、日本ゼオン向けCOP製造プラントのEPC契約を受注

■プロセス設計から据付まで一貫提供、フジタと分担し周南市で建設

 三菱重工業<7011>(東証プライム)は11月25日、日本ゼオン<4205>(東証プライム)が山口県周南市で計画するシクロオレフィンポリマー(COP)製造プラントの設計・調達・建設を担うEPC契約を受注したと発表した。プラントは2028年度上期の竣工を予定しており、同社はプロセス設計から主要機器の調達、据付工事まで一貫したサービスを提供する。建築・土木工事についてはフジタが担当する。

 今回の受注は、同社が長年蓄積してきた化学プラントの設計・施工実績に加え、高機能化学品分野における知見と提案力が高く評価された点が背景にある。COPは光学特性や低吸水性などに優れ、光学、医療、半導体分野で需要が高まる高機能化学品であり、日本ゼオンはその製造体制強化を進めている。

 同社は従来のメタノールやアンモニアなどを扱うプラントに加え、高機能化学品の領域で事業拡大を図っており、今回の受注は化学品製造プラント市場でのプレゼンス向上につながる。同社は引き続き社会ニーズに応じた製品提供を進め、産業発展と持続可能な社会構築への寄与を掲げている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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