三菱ケミカル、早期退職支援1273人応募で構造改革費用320億円見込む

■50歳以上対象の支援制度、年間160億円の労務費削減見通し

 三菱ケミカルグループ<4188>(東証プライム)は12月8日、連結子会社の三菱ケミカルにおける「ネクストステージ支援プログラム」の結果を発表した。同プログラムは、満50歳以上かつ勤続3年以上の社員を対象とした早期退職支援策で、製造従事者を原則除外し、募集人数は定めずに実施された。募集期間は11月17日から28日、退職日は2026年2月末としている。

 施策内容は、退職一時金と特別加算金の支給に加え、希望者への再就職支援で構成される。今回のプログラムには1273人が応募した。対象は管理職、一般社員、再雇用社員を含み、幅広い層が制度を利用した。

 業績への影響として、構造改革費用は約320億円を見込み、このうち277億円を2026年3月期第2四半期に非経常損失として計上した。残額は同通期中に追加計上する予定である。今回の応募人数は年間約160億円の労務費削減に相当する見通しで、2026年3月期への影響は軽微とし、同社は既に業績予想に織り込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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