And Doホールディングス、リフォーム事業を15億円で上新電機へ譲渡、選択と集中を加速
- 2025/12/23 16:45
- IR企業情報

■DOのリフォームを上新電機に譲渡、2026年2月に異動予定
And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は12月23日、連結子会社であるハウスドゥ・ジャパンが展開するリフォーム事業について、同社子会社のDOのリフォームに吸収分割で承継させた上で、上新電機<8173>(東証プライム)へDOのリフォームの全株式を譲渡すると発表した。吸収分割の効力発生日は2026年2月1日、株式譲渡は同年2月5日を予定している。譲渡価額は15億円。
同社グループは「ハウスドゥ」ブランドで全国700店舗超のフランチャイズ網を展開し、不動産を通じた社会課題解決を掲げてきた。一方で今後は、不動産と金融を融合したサービスの強化を軸に、資本収益性や成長性の高い分野へ経営資源を集中する方針だ。この方針に基づき、リフォーム事業を切り離し、成長戦略の再構築を進めることとした。譲渡対象のリフォーム事業は2025年6月期に売上高22億円、営業利益2億5700万円を計上していた。
譲渡先の上新電機は、2028年3月期を最終年度とする中期経営計画「JT-2028」において、ライフスタイル・サポートカンパニーへの進化を掲げ、リフォーム事業の領域拡張を成長戦略の一つとしている。同件により、対象事業のさらなる拡大が期待されるとしている。なお、同件の影響は既に2026年6月期の業績予想に織り込まれており、現時点で通期業績予想の変更はない。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















