住友ベークライト、業界最薄0.2mmの高電圧対応絶縁シートを開発

■耐トラッキング性と薄肉化を両立、xEV・産業機器の小型軽量化に貢献

 住友ベークライト<4203>(東証プライム)は1月19日、業界最薄クラスとなる厚さ0.2mmで高電圧に対応する絶縁用難燃ポリカーボネートシートを開発したと発表した。電動車(xEV)や産業用高電圧装置で求められる小型軽量化と高い安全性を両立する次世代材料として位置付ける。

 近年、EV普及に伴い800V級システムへの移行が進み、電装機器では高出力化による発熱や限られたスペースでの設計が課題となっている。同社は安全性と薄肉化の両立が難しいとされてきた分野で、耐トラッキング性(800V対応)を確保しつつ薄肉化を実現した。

 開発品はPFASフリー、ノンハロゲン難燃処方で環境配慮にも対応し、連続使用温度は140℃を想定する。打ち抜きや曲げ、真空成形など既存VHFシリーズと同等の加工性を備え、設計自由度を高めた。車載・産業用途での展開を進め、年間売上10億円を目標に市場開拓を加速する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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