オキサイドがストップ高、通期業績予想を修正、半導体需要拡大で営業利益上振れ

■半導体事業と新領域事業が好調

 オキサイド<6521>(東証グロース)は1月28日、2026年2月期の通期連結業績予想を修正すると発表した。半導体事業で主要顧客3社からの引き合い増加や前倒し出荷が進んだほか、新領域事業ではデータセンター向けファラデー回転子の新規プロジェクトが開始した。これにより、第4四半期は半導体事業で約4億円、新領域事業で約4億円の増収を見込み、売上高は99億円(前回予想比13.6%増)、営業利益は4億6000万円(同12.5%増)へ上方修正した。

 一方、円安進行を背景に通期で約3億5000万円の為替差益を見込むものの、連結子会社Raicol社の全株式および貸付金の譲渡に伴い、約17億円の特別損失を計上する見通しである。繰延税金資産の増加により税費用がマイナスとなり、経常利益は6億円へ上方修正するが、親会社株主に帰属する当期純利益は5億円の赤字へ下方修正した。。

■業績修正を好感しストップ高、半導体需要拡大に買い集中

 1月29日、前日終値1821円から買い気配で始まり、寄り付き直後にストップ高となる2221円まで急騰した。始値は2102円と大幅高となり、短時間で値幅上限まで買われる展開となった。通期業績予想の修正が好感され、半導体事業と新領域事業の需要拡大を背景に売上高と営業利益を上方修正したことが、収益力改善への期待を高めた。最終赤字見通しは残るものの、営業段階の上振れを評価する動きが優勢である。出来高は35万株超、売買代金も7億円超に膨らみ、短期資金の流入が目立った。PBRは約4.8倍と高水準にあり、今後は業績進捗と半導体関連需要の持続性が株価の焦点となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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