日本アジアグループ:日本初!ドローン運航・3次元計測スクール開設

■建設分野での情報化施工を強力にサポート

 グリーン・コミュニティの実現を目指す日本アジアグループ<3751>(東1)傘下の国際航業は、ドローンの運航とドローンを用いた3次元計測に関するスクールを5月に日本で初めて開設する。

 ドローンは3次元データを高効率・高精度に取得できる手段であり、建設分野では、3次元データ使った情報化施工の導入が進んでいる。

 国土交通省も工事の全工程で3次元データを活用する「i-Construction」の取り組みを本格化させている。その反面、正確な3次元データを得るための運航方法や計測方法を習得できる教育機関はまだ整っていないのが現状でもある。

■修了後、申請でJUIDA「操縦技能・安全運航管理者証明書」取得が可能

 開設するスクールでは、ドローンのしくみや関連法令・安全管理方法の座学講習と、ドローン実機を用いた実技講習を通じて、ドローンの操縦・安全運航管理を習得でき、加えて、航空写真測量のパイオニアである国際航業が培ってきた運航方法・計測方法を習得できるもので、ドローンを扱ったことのない初心者でも受講可能なカリキュラムになっている。

 また、本スクールは、測量・建設コンサルタント分野でドローン運航・計測方法を教習する初めての取り組みだが、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の認定スクールであり、修了後、修了者からJUIDAへの申請をすることで、JUIDAの操縦技能証明書および安全運航管理者証明書を取得することができる。

【スクール概要】
 1)スクール名:「ドローン運航・3次元計測スクール」、2)開講時期:2016年5月、3)スクール内容:座学講習3日、実技講習2日の計5日、4)場所:国際航業株式会社東京事業所(東京都府中市)及び関西事業所(兵庫県尼崎市)(実技講習はドローン飛行が可能な場所に移動して実施)、5)対象:ドローン運航および3次元データ取得に関わる実務者(年齢20歳以上)、6)申込方法:Webサイトより申し込み(2016年4月開設)、7)受講費:後日案内

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