【株式市場】日経平均は伸び悩むが5日続伸し新規上場株は買い気配のまま初値を持ち越す

株式

◆日経平均の終値は1万5682円48銭(106円56銭高)、TOPIXは1254.44ポイント(8.62ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億3592万株

チャート13 1日後場の東京株式市場は、相場が立ち直ってきた週の週末に見受けられる先物の買い戻しが意外に少なかったとの見方があり、5日続伸だが日経平均は120円高(1万5700円)前後の水準を上値に小動きを続けた。自動車株や機械株の一角が軟調。ただ、主な株価指数はそろって堅調だった。

 後場は、マルハニチロ<1333>(東1)カゴメ<2811>(東1)が一段ジリ高になり、為替や国際情勢の影響の少ないセクターの銘柄が強さを見せ、ニトリホールディングス<9843>(東1)などの好決算銘柄は前場から高い。上場4日目のベガコーポレーション<3542>(東マ)、上場5日目のキャリア<6198>(東マ)も高い。

 本日上場のセラク<6199>(東マ・売買単位100株)はITソリューションサービスやウェブマーケティングなどを行い、前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限に達し3450円の買い気配(公開価格1500円の2.3倍)となった。

 東証1部の出来高概算は17億3592万株(前引けは8億9783万株)、売買代金は1兆7959億円(同8875億円)。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は1388(同1437)銘柄、値下がり銘柄数は454(同396)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、医薬品、化学、食料品、証券・商品先物、精密機器、ゴム製品、パルプ・紙、ガラス・土石、金属製品、サービス、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る