アドアーズの第1四半期は総合エンターテインメント事業の利益が回復したこともあり大幅増益で黒字転換となる

■既存アミューズメント施設の売上高は4月から7月まで前年同月比ベースで全て上回る

 アドアーズ<4712>(JQS)の第1四半期は、総合エンターテインメント事業の利益が回復したことで、黒字転換となった。

 17年3月期第1四半期連結業績は、売上高56億11百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益2億65百万円(前年同期11百万円)、経常利益2億35百万円(同△24百万円)、純利益84百万円(同△9億35百万円)と増収大幅増益で黒字転換。

 主力の総合エンターテインメント事業では、既存アミューズメント施設の売上高は、4月から7月まで前年同月比ベースで全て上回っている。当社の取組の成果が表れたものといえる。売上高については、一部の店舗閉鎖もあり、34億84百万円(前年同四半期比2.7%減)となったものの、セグメント利益は3億04百万円(同52.6%増)と大幅増益となった。

 第1四半期が好調なスタートを切ったことから、今期通期連結業績予想の達成は一歩近づいたといえる。

 ちなみに、今期通期連結業績予想は、売上高220億円(前期比1.8%減)、営業利益8億円(同38.2%増)、経常利益7億円(同37.9%増)、純利益3億円(前期△12億41百万円)を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る