イワキポンプの3月期第1四半期は医療機器・水処理市場などが堅調で経常利益5億1000万円

■今期増収増益を見込む

 イワキポンプ<6237>(東2)の2017年3月期第1四半期連結業績は、売上高が59億5200万円、営業利益が3億700万円、経常利益が5億1000万円、四半期純利益が3億2900万円となった。

 主力6市場のうち、医療機器市場、水処理市場、化学市場では主要顧客向けが堅調に推移した。一方、海外営業本部ではアジア市場で回復が見られる表面処理装置市場と、欧州向けの新エネルギー市場が好調に推移した。また、子会社のIwaki America Incorporated、Iwaki Europe Gmbh、Iwaki Singapore Pte Ltd.、 IWAKIm SDN.BHD.などがそれぞれ堅調に推移した。製品別では、医療・分析用途向けエアーポンプ、水処理市場向けシステム製品等が堅調であった。

 今2017年3月期業績見通しは、売上高255億600万円(前期比2.7%増)、営業利益17億2200万円(同12.3%増)、経常利益21億5200万円(同8.0%増)、純利益15億8800万円(同3.9%増)と増収増益を見込む。

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