【銘柄フラッシュ】リンコーコーポレーションなど急伸し藤倉ゴムなど「マグネシウム電池」関連株が活況高

銘柄

 12日は、欧米株式の下げを受けて材料株物色が活発になり、「マグネシウム電池」関連の藤倉ゴム工業<5121>(東1)は、スマートフォンを5台同時に充電できる非常用マグネシウム空気電池を発売しているため昨日のストップ高に続いて9.1%高の大幅続伸。古河電池<6937>(東1)は、紙容器製で水を入れるだけで電池になる世界初のマグネシウム空気電池「マグボックス」を商品化しており、昨日のストップ高に続き4.3%高。マグネシウム製品などを手がける日本金属<5491>(東1)は16.6%高、神島化学工業<4026>(東2)は5.4%高。また、音楽ヒットチャートなどのオリコン<4800>(JQS)は連結子会社オリコン・エナジーがマグネシウム燃料電池に関する特許を保有とされて26.3%高の急伸。

 ピーシーデポコーポレーション(PCデポ)<7618>(東1)は9月の月次動向がふるわなかったが高額な解約料金などに対するネット上での批判問題は消化とされて8.4%高の急反発。明光ネットワークジャパン<4668>(東1)は新中期経営計画や会長・社長を含む役員報酬の減額を発表して6.0%高。リンコーコーポレーション<9355>(東2)は北陸新幹線効果などが言われて31.0%高。

 NPC<6255>(JQS)は11日発表の8月決算などが好感されてストップ高の30.5%高。エンカレッジ・テクノロジ<3682>(東マ)は自治体など公共機関向け事業への期待が再燃して13.3%高。ベクター<2656>(JQS)は新ゲームへの期待などが言われてストップ高の16.6%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る