【株式市場】米マティス国防長官の発言が注視され日経平均は146円高から値を消し軟調

株式

◆日経平均の前引けは1万8843円67銭(70円91銭安)、TOPIXは1510.93ポイント(0.52ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億1979万株

チャート15 3日(金)前場の東京株式市場は、四半期業績を発表した住友電気工業<5802>(東1)三菱電機<6503>(東1)パナソニック<6752>(東1)などが相次いで通期の業績見通しを増額したことなどが好感され、日経平均は朝方に146円68銭高(1万9061円26銭)まで上げた。その後は、米マティス国防長官が就任早々最初の外訪国として飛んだ韓国で、北朝鮮に対し「圧倒的な報復」といった表現で警告したと伝わると様子見ムードが広がり、日経平均の前引けは70円91銭安(1万8843円67銭)となった。東証マザーズ指数なども安い。ただ、TOPIX、東証2部指数は小高い。

 ソニー<6758>(東1)は四半期決算などが好感されて昨年来の高値に進んだ後も堅調。グリー<3632>(東1)はマーケティング会社買収などが好感されて昨年来の高値。アライドアーキテクツ<6081>(東マ)は米「スナップチャット」との協業などが好感されて一時ストップ高。輸入車販売のファミリー<8298>(JQS)はトランプ大統領の発言が材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は11億1979万株、売買代金は1兆3234億円。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は816銘柄、値下がり銘柄数は1029銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIが「空気読み」戦略立案、自律協調の新技術を発表  NTT(日本電信電話)<9432>(東証プ…
  2. 【デスクワーク時の「ちびだら飲み」がもたらす効果を検証】 ■カフェインだけじゃない、緑茶の新たな可…
  3. ■論理的推論と安全性を大幅向上  OpenAIは8月7日(現地時間)、次世代AIモデル「GPT-5…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  2. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  3. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  4. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  5. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  6. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る