ディーエムソリューションズの今3月期第2四半期は営業利益が1億42百万円、ダイレクトメール事業が新規・既存顧客とも堅調

■7月から日野フルフィルメントセンターが稼働を開始

 ディーエムソリューションズ<6549>(JQS)は13日、2018年3月期第2四半期業績(非連結)を発表し、売上高は50億52百万円、営業利益は1億42百万円、経常利益は1億39百万円、四半期純利益は86百万円だった。

 同社は、総合マーケティング企業としてDMや宅配便の発送代行サービスを行うダイレクトメール事業と、インターネット広告の最適化ソリューションの提供や比較サイトを運営するインターネット事業を展開する。

 各事業別に見ると、ダイレクトメール事業では、企画制作からデザイン、印刷、封入・封緘作業を一括して手がける ワンストップサービスの提供、郵便やメール便のスケールメリットを活かした提案型営業を積極的に展開した。また、7月から日野フルフィルメントセンターが稼働を開始。市場の拡大が続く宅配便などの小口貨物の取扱いを強化した。 これにより、売上高は44億20百万円、営業利益2億52百万円となった

 インターネット事業では、SEOと併せて、コンテンツマーケティングに注力し、コンサルティング型マーケティングサービスの提供を強化。また、これまで培ったSEOのノウハウとWebサイトのコンテンツ制作ノウハウを活かしたバーティカルメディアサービスによる収益も堅調に推移した。これにより、売上高6億32百万円、営業利益は87百万円となった。バーティカルメディアサービスとは、特定の分野に特化した自社Webサイトの運営を通じて、利用者へ有益な情報や各種サービスを提供するサービスのことである。 

 2018年3月期業績予想は、売上高102億60百万円(前期比12.4%増)、営業利益2億80百万円(同6.5%増)、経常利益2億73百万円(同3.5%増)、純利益1億69百万円(同0.4%減)としている。

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