【株式市場】好業績株などが高く日経平均は軟調だが新興市場は高い

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9905円46銭(2円17銭安)、TOPIXは1586.26ポイント(3.28ポイント安)、出来高概算(東証1部)は17億247万株

チャート5 13日後場の東京株式市場は、上海株式をはじめアジア各国の株式市場が総じて高いため、TASAKI<7968>(東1)一休<2450>(東1)などの旅行客関連株の一角が強く、米アップルの腕時計型端末の人気に関連してアルプス電気<6770>(東1)なども堅調に推移し、日経平均は前場の81円94銭安(1万9825円69銭)を下回らずに小動きとなった。高値は朝方の68円03銭高(1万9975円66銭)だった。東証マザーズ指数は続伸して戻り高値に進み、日経JASDAQ平均は8日続伸となり、6日続けて2006年以来の高値を更新した。

 日本電気硝子<5214>(東1)ユニー<8270>(東1)プレナス<9945>(東1)などが後場も前週末発表の好決算や業績予想の増額、増配などを好感して高く、Aiming<3911>(東マ)はオンラインゲーム「剣と魔法のログレス いにしえの女神」好調と伝えられて高値を更新し、オーケー食品工業<2905>(JQS)は主製品の油揚げの世界展開などに期待とされて急伸、ワイエスフード<3358>(JQS)は提携するアスラポート・ダイニング<3069>(JQS)の「タコベル」開始などが材料視されて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は17億247万株(前引けは9億770万株)、売買代金は2兆1398億円(同1兆1168億円)。1部上場1879銘柄のうち、値上がり銘柄数は731(同736)銘柄、値下がり銘柄数は1000(同996)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は16業種(前引けは10業種)となり、値上がり率上位の業種は、その他製品、鉱業、証券・商品先物、情報・通信、ガラス・土石、精密機器、建設、石油・石炭、卸売り、などとなった。

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