マルマエは9月の受注動向が注目されて戻り高値に進む

■前年同月比では小幅減少したが2ヵ月連続増加

マルマエ<6264>(東1)は10月21日、再び上値を指向し、10時過ぎに9%高の1074円(85円高)まで上げて戻り高値を更新した。19日(土)に月次動向(9月度・月次受注残高)を発表し、前年同月比では0.4%減少したものの、実額は7.72億円となり、7月を底に2ヵ月連続増加したことなどが注目されている。

 発表によると、「2019年9月末の受注残高は、対前月増減率4.9%増、対前年同月増減率0.4%減の772百万円と」なった。

 今後の見通しとして、「半導体分野では、ロジック向けの設備投資の回復が続くほか、メモリ向けの需要も出始めており年末にかけて回復が続く見通しで、さらにFPD分野では、電子ビーム溶接機を活用した受注を中心に需要は拡大傾向と見込んでいる」とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る