【株式市場】日経平均は大引けにかけ一段高、半導体関連や中国景気関連株も動き上げ幅広げる

株式

◆日経平均は1万9638円81銭(595円41銭高)、TOPIXは1433.51ポイント(27.60ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億689万株

 4月14日(火)後場の東京株式市場は、ソニー<6758>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)が前引けより一段高く始まり、日経平均も70円ほど高い428円高で始まった。米国の夜間取引で株価指数先物が高いとされ、日経平均は13時頃に500円高、13時20分には600円高と上げ幅を拡大。14時40分過ぎには662円59銭高(1万9705円99銭)まで上げ、大引けも大幅な反発となった。1万9700円台は、取引時間中としては3月11日以来。

 後場は、中盤に北朝鮮の短距離ミサイル発射が伝えられたが、日経平均はほどなく一段と上げ幅を広げた。中国株が高いとされて安川電機<6506>(東1)が一段ジリ高基調となり、ファミリーマート<8028>(東1)も業績予想などが注目されてジリ高基調を継続。出前館<2484>(JQS)は外出自粛を促進する目的で渋谷区(東京都)と協働との発表が注目され中盤に一段高。ミクリード<7687>(東マ)は営業時間を短縮する酒場などの利便を図るサービスが注目されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は増加して13億689万株(前引けは5億6285万株)、売買代金も増加して2兆2679億円(同9886億円)。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1649(同1298)銘柄、値下がり銘柄数は465(同787)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは29業種)が値上がりし、上がり率上位は、小売り、海運、サービス、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼、電気機器、その他製品、機械、精密機器、不動産、金属製品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■新エネルギーマネジメントシステムで約10%の省エネ運行を実現  三菱重工業<7011>(東証プラ…
  2. 生成AI
    ■日本のAI競争力強化と社会実装加速を目指す国家戦略  経済産業省は、生成AIの社会実装を強力に推…
  3. ■円安と生産コスト上昇が直撃、値上げ難で経営圧迫  ステーキ店の経営悪化が鮮明になっている。帝国デ…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  2. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  3. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  4. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…
  5. ■トランプ相場圏外から「コメ」が主役へ!備蓄米争奪戦が炙り出す新テーマ株  今週の当コラムは、「ト…
  6. ■「備蓄米」争奪戦の裏で石破内閣の命運を握るコメ価格高騰  まさに「令和の米騒動」である。江戸時代…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る