サイオスが昨年来の高値、給付金や助成金オンライン申請の不具合が相次ぎシステム障害回避ソリューションに連想買い

■第1四半期決算も営業利益54%増加など好調

サイオス<3744>(東2)は5月21日、14%高の793円(99円高)まで上げた後も80円高前後で推移し、昨年来の高値に進んでいる。

 本サーバーに障害が発生した際に自動的に予備サーバーに業務を引き継がせるシステム障害回避ソリューション「LifeKeeper」などを提供し、このところ10万円の特別給付金、雇用調整助成金などのオンライン申請を巡り、システムの不具合発生や一時受付停止などが相次いで伝えられるため、同社株に連想買いが集まったとの見方が出ている。

 4月末に発表した第1四半期決算(2020年1~3月)の売上高が前年同期比12.8%増加し、営業利益は同54.2%増加するなど好調だった。(HC)

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