【株式市場】日経平均は後場一時69円安となったが持ち直し小安い程度に

株式

◆日経平均は2万2534円32銭(14円73銭安)、TOPIXは1580.50ポイント(6.64ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億6942万株

 6月24日(水)後場の東京株式市場は、円相場が前日比で円高のまま高止まりのため、様子見気分が漂い、日経平均は5円91銭高で始まったあと69円19銭安(2万2479円86銭)まで軟化する場面があった。中で、ブリヂストン<5108>(東1)ファナック<6954>(東1)などは一段強含み、日経平均も前日比変わらずの水準をはさんで一進一退を続けた。大引けは軟調で小反落。TOPIXも小反落となった。

 後場は、アイ・オー・データ機器<6916>(東1)が医療保険のオンライン資格確認対応端末の開発に関する発表が材料視されて13時過ぎから急伸。セーラー万年筆<7992>(東2)は事務機のプラスの資本受け入れが材料視されて大引けまで買い気配のままストップ高。sMedio<3913>(東マ)は同社製品がAndroid TVでDVDを見るためのアプリとして採用されたとの22日発表が連日好感されて大幅続伸し一段高。ジーニー<6562>(東マ)は大型屋外広告ビジョンの新プランなど好感され後場一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億6942万株(前引けは5億6608万株)、売買代金は2兆338億円(同9650億円)。1部上場2168銘柄のうち、値上がり銘柄数は576(同704)銘柄、値下がり銘柄数は1522(同1351)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がりした業種は、精密機器、輸送用機器、ゴム製品、小売り、にとどまった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■パウエル議長「金融政策を調整する時が来た」  パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、「金…
  2. ■7年の歴史に幕、オフライン版の配信も予定  任天堂<7974>(東証プライム)は8月22日、スマ…
  3. 【プロパティマネジメント業界で働く274名へ調査】  インフォマート<2492>(東証プライム)は…
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■地政学リスクに備え、関連セクターへの投資検討が急務に  中東情勢の緊迫化に伴う株式市場の反応を分…
  2. ■日経平均の急反発、「遠い戦争」楽観論に疑問符  株式市場はフライング好きであり、今回のイラン・イ…
  3. どう見るこの相場
    ■中東危機で株式市場にフライング、楽観視に警鐘  株式市場は、つくづくフライング好きである。過日9…
  4. ■割安な株価と高配当で注目集める超大型IPO、民営化銘柄への波及効果も  新内閣発足と総選挙に合わ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る