【株式市場】第3次補正予算への期待強まり日経平均は一時393円高

株式

◆日経平均は2万3303円42銭(326円29銭高)、TOPIXは1607.39ポイント(28.06ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億9302万株

 11月2日(月)前場の東京株式市場は、10兆円から15兆円規模の第3次補正予算の必要性が各党幹部による日曜日の政治番組で俎上に上ったとされ、景気対策への期待などから三井不動産<8801>(東1)などの不動産株や日本製鉄<5401>(東1)などの景気敏感株が上げ、三井住友FG<8316>(東1)なども活況高。日経平均は133円高で始まり、時間とともに上げ幅を広げ、11時前に393円78銭高(2万3370円91銭)まで上げて前引けも大幅高となった。

 トプコン<7732>(東1)が急伸し、上期は赤字でも3ヵ月ごとに見ると第2四半期は黒字化したことなどが注目された。リアルワールド<3691>(東マ)はWebメディア「漫画大陸」事業の譲受が材料視されストップ高。グロームKD<8938>(JQG)は第2四半期大幅減益だったが評価高い様子で急伸ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億9302万株、売買代金は1兆1008億円。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は1613銘柄、値下がり銘柄数は486銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、電力/ガス、不動産、鉄鋼、ガラス/土石、金属製品、などが高い。(HC)

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