チエルはAIを活用したTOEIC対策教材「トイテイク」を発売

■チエルダイレクトで4月23日から販売開始

 学校教育向けのICT利活用を支援する、チエル<3933>(JQS)は23日、AIを活用し、学習者のレベルに合わせた最適な問題を出題し、学習状況や成績をリアルタイムに確認できる個人向けTOEIC対策アダプティブラーニング教材「トイテイク」を新たに販売すると発表。

■開発の背景

 近年、大学の編入試験への導入、企業内資格要件の一つとして活用される等、様々な場面でTOEICが活用されている。それに伴い数多くの書籍等が販売されているが、多くの書籍は「レベル別」で構成されており、ユーザーの英語力に応じてアダプティブに出題することは難しいのが現状。

 そこで、AIを用いたデータ分析によりユーザーへの最適化を図ることで「レベル別」ではなくユーザーの英語力と目標に応じてアダプティブに問題提示が可能であり、個人でも気軽に利用できるTOEIC対策教材を開発することとした。(「TOEIC」は米国Educational Testing Service(ETS)の登録商標)

 また、様々な環境、端末で学習ができるよう、アプリではなくブラウザベース、かつレスポンシブデザインを採用することで、PC、タブレット、スマートフォン(iPhone、Android)などのデバイスを問わずに利用できる製品となっている。

■「トイテイク」製品概要

・スマホで簡単学習、見やすい学習状況
・学習者のレベルに合わせた最適な問題を出題
・旺文社提供教材を使った模試モードで実力診断

【チエルダイレクトから販売】
・販売開始日:2021年4月23日
・価格:440円/月(税込)

■株価はオンライン授業関連で注目へ

 株価は3月9日の年初来安値1351円をつけたあと、3月25日に直近安値1433円をつけてからは底堅さがみられる。政府の緊急事態宣言発令でオンライン授業関連として注目されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る