シナネンHDのグループ会社が京王不動産との連携を拡大、京王線・京王相模原線駅周辺へ「ダイチャリ」を導入

■桜上水駅、千歳烏山駅、柴崎駅、聖蹟桜ヶ丘駅など周辺へ設置

シナネンホールディングス<8132>(東1)は、同社グループ会社のシェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUSが、京王グループで総合不動産事業を行う京王不動産(東京都渋谷区)との連携地域を拡大し、京王線桜上水駅、千歳烏山駅、柴崎駅、聖蹟桜ヶ丘駅及び京王相模原線京王よみうりランド駅周辺へ「ダイチャリ」を導入したと発表した。

 モビリティPLUSは、一都三県及び大阪府を中心にシェアサイクル「ダイチャリ」を運営。自転車の貸し出し・返却拠点であるステーションを約1,900か所、電動アシスト自転車を約8,200台展開する日本最大級のシェアサイクル事業者である。モビリティPLUSと京王不動産では、これまで桜上水駅や八幡山駅、永福町駅、高井戸駅、下北沢駅周辺でステーションを展開してきたほか、大手コンビニエンスストア3社やショッピングセンターなどの商業施設、マンションなどの不動産物件と業務提携。ラストワンマイルの移動手段としてシェアサイクルサービスを提供することで、自転車利用による展開エリアでの回遊性向上や放置自転車対策など、地域の課題解決に貢献してきた。

 今回、既存ステーションでのシェアサイクルの利用が好調なことから、新たに京王線桜上水駅(別の場所へ追加)、千歳烏山駅、柴崎駅、聖蹟桜ヶ丘駅、京王相模原線京王よみうりランド駅周辺に新たに「ダイチャリ」のステーションを設置することとなった。京王不動産は、狭小地を有効活用し沿線エリアの居住者へ新たな移動サービスを提供することで地域貢献をしていく。

 モビリティPLUSでは、今後も京王不動産と連携し、「ダイチャリ」の展開を進めていくとしている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る