And Do ホールディングスの第3四半期は営業利益が50%増加し純利益は54%増加

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■「ハウスドゥ」のフランチャイズ、ハウス・リースバック、リバースモーゲージ保証など全事業が増益

 And Do ホールディングス<3457>(東証プライム)は5月12日15時に発表した第3四半期連結決算(2021年7月~22年3月、累計)は、売上高が前年同期比15.0%増の291.61億円となり、営業利益は同50.3%増の19.03億円、経常利益は同55.3%増の18.25億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同54.5%増の11.91億円となり、大幅な増収増益だった。

 事業セグメントでは、フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、不動産売買事業、不動産流通事業、リフォーム事業を行い、不動産売買事業のセグメント利益は前年同期比62%増加し、不動産流通事業は同43%増加、ハウス・リースバック事業は同27%増加など、すべての事業が増益となった。

 「ハウスドゥ」ブランドのフランチャイズ事業は、新規開店店舗数が89店舗、累計開店店舗数は621店舗となり、セグメント売上高は25.30億円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益は17.70億円(同9.4%増)となった。

 ハウス・リースバック事業のセグメント売上高は86.06億円(同21.2%増)となり、セグメント利益は9.09億円(同26.6%増)となった。リバースモーゲージ保証事業を含む金融事業のセグメント売上高は5.95億円(同28.9%減)だったが、セグメント利益は1.27億円(同34.4%増)と大幅に伸びた。

 中期計画では、フランチャイズ事業、およびハウス・リースバック事業、並びに金融事業を成長強化事業と位置づけ、これらの事業へ人材、広告宣伝等の積極的な投資を継続している。

 今期・22年6月通期の連結業績予想は据え置き、各々レンジ予想で売上高は391億円から444.38億円(前期比0.2%増から13.8%増)、営業利益は29.73億円から36.73億円(同14.8%増から41.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は18.48億円から23.10億円(同14.3%増から12.9%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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