アトミクスが一時ストップ高、小中学校のプール補修需要などに期待強まる

銘柄フラッシュ

■新型コロナの影響でこの2年間使われてなかったとされ思惑が

 アトミクス<4625>(東証スタンダード)は7月12日、一時ストップ高の790円(100円高)まで上げ、一気に年初来の高値を更新したあと売買交錯となっている。路面標示用塗料、プール用塗料、コンクリート補修剤などで知られ、小中学校のプールが新型コロナの影響でこの2年間使われず、今年は補修需要が多いことなどが朝のテレビ情報番組で伝えられたとされ、業績寄与などへの期待が強まったと見られている。

 5月に発表した第1四半期決算での連結売上高は110.61億円、営業利益は4.21億円だった。今期・2023年3月期の連結業績予想は据え置き、売上高は118.00億円(前期比6.7%増)、営業利益は2.60億円(38.3%減)。季節特性の強い収益構造で、8月初旬の第2四半期決算発表によっては、がぜん注目が強まる余地を内包すると見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る