ひゅうがプライマリーケアがストップ高、新型コロナ「全数把握」変更なら「在宅訪問薬局」関連の需要が増える期待、業績好調

■今期は売上高9%増、営業利益14%増など見込む

 HYUGA PRIMARY CARE(ひゅうがプライマリーケア)<7133>(東証グロース)は8月30日の前場、大幅続伸となり、中盤からは何度もストップ高の7860円(1000円高)で売買されながら前引けも13%高の7760円(900円高)。後場は寄りあとに再びストップ高となっている。通院困難な方に在宅訪問で処方薬を届ける「きらり薬局」の運営などを行い、業績は拡大傾向。政府が新型コロナの「全数把握」などの変更に進めば「在宅」関連の需要が増えるとの期待が出ている。

 在宅訪問薬局の運営に加え、薬局運営のノウハウ、システム、人材・営業を提供し経営課題を解決する加盟店サービス、介護支援専門員(ケアマネージャー)による居宅サービス計画(ケアプラン)の作成、などを行い、株式上場は2021年12月。在宅訪問薬局は全国に30店舗以上を展開し、ケアプランサービスは現在、福岡と関東地区で展開中。23年3月期の業績予想(8月10日、第1四半期決算短信)は、前期比で売上高が9.2%増の63.16億円、営業利益は14.0%増の5.91億円、純利益は35.9%増の4.46億円、1株利益126円9銭としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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