サーキュレーションは福岡市とのタイアップ事業など好感され2日続伸基調

■人材難のスタートアップ企業に必要なプロ人材を派遣、と伝えられ注目再燃

 サーキュレーション<7379>(東証グロース)は9月30日の後場13時にかけて1900円(100円高)前後で推移し、年初来の安値圏から2日続伸基調の出直り相場となっている。高い専門性を有する人材の経験・知見を複数の企業でシェアする「プロシェアリング」サービスを行い、9月30日付の日本経済新聞「福岡市のスタートアップ、専門人材確保に苦慮」(九州経済面)と題した記事で、福岡市が支援に乗り出し、「専門人材を企業に紹介するサーキュレーションと組み、必要なプロ人材をスタートアップに派遣する事業を2021年度から始めた」と取り上げられたことなどが言われ、買い材料視されている。

 株価は7月決算を発表した翌日の9月14日から28日まで9日連続安となってきたが、業績は拡大の見込みとし、経常利益は2022年7月期に前期比16.3%増の5.28億円となったのに続き、今期・23年7月期は13.5%増の6.0億円の予想とするなど、売上高、各利益とも2ケタの伸び率で拡大する見込みとする。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る