【株式市場】日経平均は669円安、後場、日銀の金利変動幅拡大を受け全般急落、保険、銀行株などは高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万6568円03銭(669円61銭安)、TOPIXは1905.59ポイント(29.82ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は後場急増し18億4392万株

 12月20日(火)後場の東京株式市場は、日銀が長期金利の許容変動幅を拡大と正午頃に伝えられ、金利上昇余地が広がったため、金利上昇容認と受け止められ、日経平均の先物が先行して急落、ファナック<6954>(東証プライム)や信越化学<4063>(東証プライム)、ファーストリテ<9983>(東証プライム)など、前場は堅調だった銘柄が一転、売り気配で開始。日経平均は、前引けの77円高に対し398円安で始まり、一段と下げて一時820円73銭安(2万6416円91銭)まで下押した。中で、資金運用環境や預貸利ザヤの好転が見込める第一生命HD<8750>(東証プライム)や三井住友FG<8316>(東証プライム)などの保険・銀行株は一段高。日経平均の大引けは4日続落となり、今年10月17日以来の2万7000円割れとなった。

 後場は、日銀の金利動幅拡大を受け、ゆうちょ銀行<7182>(東証プライム)や日本郵政<6178>(東証プライム)も後場寄りに急伸し、その後も一段ジリ高。荘内銀などのフィデアホールディングス<8713>(東証プライム)など地銀も一斉高。急激な円高を受け、ニトリHD<9843>(東証プライム)やワークマン<7564>(東証スタンダード)、神戸物産<3038>(東証プライム)は一気に堅調転換。ナイガイ<8013>(東証スタンダード)は中盤から急伸し赤字拡大要因の円安に終止符の期待。ブロードマインド<7343>(東証グロース)は保険商品の予定利率上昇・商品魅力拡大の期待など言われて後場強含んだ。

 新規上場のmonoAI technology<5240>(東証グロース)は昼12時57分に1280円(公開価格660円の94%高)で初値がつき、1458円まで上げ手大引けは1351円となった。また、INFORICH<9338>(東証グロース)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値出上げる場合の本日上限の1万580円(公開価格4600円の2.3倍)で買い気配となった。

 東証プライム市場の出来高概算は後場急増し18億4392万株(前引けは4億6783万株)、売買代金は4兆756億円(同1兆1855億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は205(前引けは1152)銘柄、値下がり銘柄数は1612(同590)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種(前引けは28業種)が値上がりし、銀行、保険、電力ガス、証券商品先物、の値上がりにとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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