PCIホールディングスが急伸、「日米、ソフトに安全基準」の報道を受け注目集まる

■「内閣の基準に沿った製品」「米政府機関でも長年の実績」と

 PCIホールディングス<3918>(東証プライム)は1月6日、急伸スタート後も次第高となり、午前10時30分を過ぎては7%高の1058円(72円高)まで上げ、大きく出直っている。サイバーセキュリティシステム『AppGuard』について、「米国政府機関でも長年の利用実績」「内閣サイバーセキュリティセンター(中略)の統一基準(令和3年度版)に沿った製品」(同社ホームページより)などとしており、6日、「日米、ソフトに安全基準、政府調達、サイバー防衛で覚書へ」(日本経済新聞1月6日付朝刊)と伝えられ、優位性などに期待する買いが増加したと見られている。

 同社の『AppGuard』について、同社ホームページでは、「セキュリティは防御から防止の時代へ」「イタチごっこに終止符を。やられる前に止める」とし、これまでのセキュリティは「入られないように検知して駆除」することを前提として作られていたが、「ウィルスにたとえ入られても悪さをさせない」ように設計されているため、未知や新種の脅威に対しても被害を未然に防止することが可能、などとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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