タカキューが急伸し4ヵ月ぶりに100円を回復、債務超過解消に向けた取組など好感される

■2024年2月期中の債務超過解消をめざす

 タカキュー<8166>(東証スタンダード)は1月12日、次第高から急伸商状となり、午前11時にかけて35%高の100円(26円高)まで上げて約4ヵ月ぶりに100円を回復し、活況高となっている。1月10日の17時に第3四半期決算と債務超過解消に向けた取組の進ちょく状況などを発表し、翌11日は一時11%高(8円高の84円)まで上げたあとダレてしまったが、12日は一段高となっている。

 第3四半期決算(2022年3~11月・累計)は、売上高が前年同期比1.1%増加し、各利益とも前年同期比で赤字が半減した。第3四半期の3ヵ月間では20年2月期第1四半期以来の黒字となった。

 通期予想は未定を継続したが、債務超過解消に向けた取り組みの進捗状況については、商品ポートフォリオの最適化、販売チャネル改革、コストの圧縮、不採算店舗の退店、資本増強に向けた各種施策、などを推進しており、24年2月期会計年度中までに債務超過を解消するよう努めるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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