【株式市場】日経平均は9円高、朝方101円高の後ダレるが半導体株や銀行、資源株など高い

◆日経平均は2万6455円06銭(9円06銭高)、TOPIXは1907.73ポイント(6.48ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億4627万株

 1月12日(木)前場の東京株式市場は、米NASDAQ指数と半導体株指数の4日続伸などを受け、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株や電子部品株などが上げ、日銀が次回の金融政策会合で異次元緩和の副作用を点検する方針との報道を受け、みずほFG<8411>(東証プライム)などのメガバンクが続々高値を更新、保険株も高い。鉄鋼、鉱業株もしっかり。日経平均は取引開始直後に101円61銭高(2万6547円61銭)まで上げた後ダレ模様に転じ、一時64円07銭安(2万6381円93銭)まで軟化したが、前引けは持ち直して堅調となった。

 東光高岳<6617>(東証プライム)が国内新車販売のEV(電気自動車)比率の過去最高などを受け充電器需要の増加期待などで再び一段高。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は自社株買いや四半期好決算等好感され活況高。タマホーム<1419>(東証プライム)は業績予想と配当予想の増額修正など好感されて急伸し、出前館<2484>(東証スタンダード)も四半期決算など好感され活況高。上場10日目のBTM<5247>(東証グロース)は3日ぶりに高値更新。

 東証プライム市場の出来高概算は6億4627万株、売買代金は1兆4685億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は759銘柄、値下がり銘柄数は969銘柄。

 東証33業種別指数は18業種が値上がりし、銀行、非鉄金属、鉄鋼、鉱業、保険、輸送用機器、ゴム製品、電気機器、卸売り、石油石炭、医薬品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る