【株式市場】日経平均は49円高、NY株高や中国の景気復調期待などで堅調

◆日経平均は2万7376円22銭(49円11銭高)、TOPIXは1978.65ポイント(3.38ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億8929万株

 2月1日(水)前場の東京株式市場は、NY株式の大幅反発を受けて自動車株や半導体関連株が高く始まり、鉄鋼、海運株などは中国の景気回復期待も加わり出直り活発。半導体株の中には四半期決算を受けて下げる銘柄もあり、決算発表に左右されがちの印象だが、INPEX<1605>(東証プライム)などの資源株や第一生命HD<8750>(東証プライム)などの金利関連株も堅調。日経平均は取引開始直後の220円56銭高(2万7547円67銭)を上値にダレ模様となったが、前引けも値を保ち堅調だった。

 キャリアデザインセンター<2410>(東証プライム)やジェイテック<2479>(東証グロース)などが四半期決算や業績予想の増額修正など好感されてストップ高の急伸となり、丸文<7537>(東証プライム)やJーMAX<3422>(東証スタンダード)なども急伸。ELEMENTS<5246>(東証グロース)は連日ストップ高となり、ローソンがセルフレジで未成年・成年を確認し酒・たばこを販売開始したことを受け認証システム拡大に期待の見方。

 東証プライム市場の出来高概算は5億8929万株、売買代金は1兆5700億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は968銘柄、値下がり銘柄数は770銘柄。

 東証33業種別指数は20業種が値上がりし、海運、サービス、鉄鋼、倉庫運輸、輸送用機器、空運、保険、卸売り、石油石炭、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る