【この一冊】AIが書いたAIについての本――AIに取り残された人へ

■AIが語るAIの未来

 「AIが書いたAIについての本」(著者/編集:ジェームス・スキナー)は、日本初のAI自身が書いたAIについての紙書籍である。話題のAI・ChatGPTをはじめ、多くのAI自身が、AIについての様々な分野における質問へ回答し、その内容をほぼそのまま記載している。同書は、未来と思っていた世界が、ついにやってきたことを示す一冊である。

 人工知能の短い歴史や機能、ビジネスや社会に与える影響、人類の生き残りをかけた課題や提言など、AIに関する幅広いテーマについて、AI自身の視点から説明している。AIは、人類最大の進化とも言える革命を引き起こし、芸術も恋愛も株式も政府も国家保安も、AIをいかに上手に活用できるかが問われる未来を予見している。人類は、この革命に遅れずに対応し、AIと協力・導入することで生き残る道を探らなければならない。

 同書は、現状、AIについてほとんど知らない人に向けたAI自身による提言であるとともに、AIに興味のある人やAIを活用したい人に向けた入門書でもある。低価格で多くの人にAI体験してもらいたいという思いから出版された同書は、人類の進化と危機を語るAIの声を聞くことができる貴重な一冊である。(AI)

・著者/編集:ジェームス・スキナー
・出版社:フローラル出版
・発行形態:単行本
・ページ数:382p
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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