SMCと三井不動産は柏の葉に総投資額1200億円の研究開発拠点を新設、設計施工は鹿島建設

■グローバルフラッグシップとなる研究開発拠点を2025年開設

 SMC<6273>(東証プライム)と、三井不動産<8801>(東証プライム)は13日、SMCのグローバルフラッグシップとなる研究開発拠点を、2025年秋、柏の葉スマートシティに開設すると発表。開設する新技術センターは、5階建て建物3棟で総投資額は1200億円。設計施工は鹿島建設<1812>(東証プライム)で、2023年12月に着工し、完成は2025年8月の予定。

 SMCは、あらゆる産業の自動化・省力化に貢献する空気圧機器で国内シェア63%、世界シェア39%を占めるトップメーカー。SMCが柏の葉スマートシティに新たに開設する「(仮称)柏の葉キャンパス新技術センター」は、最新の研究開発設備を備え、世界各国にあるSMCの技術センターの中核をなす、グローバルフラッグシップ拠点となる。

■さらなる研究開発力の向上と世界中から研究者が集まるイノベーション創出の中心地へ

 社員が健康で快適に働くことのできる「スマートウェルネスオフィス」をコンセプトとし、創造性と生産性を高める環境を整えるほか、世界中から顧客や研究スタッフが集い、最先端の技術交流や研究開発力の向上、新たなイノベーションの創出に取り組んでいく。

 世界でも先進的な街づくりに取り組む柏の葉スマートシティにSMCのグローバルフラッグシップ拠点が誕生するのを起点に、今後、SMCと三井不動産は柏の葉で進むアカデミアやスタートアップ、大企業とのオープンイノベーションによる街の新産業創造に貢献すべく、共創プログラムを検討していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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