ホンダは防災の日に電動車両とつなぐことで電気を取り出せる可搬型外部給電器を発売

■クルマの電気でイベントも非常時も!

 ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は、電動車両(BEV・FCEV・PHEV)※と接続することでさまざまな電化製品に電気を供給する可搬型外部給電器「Power Exporter e:6000」を、「防災の日」である9月1日(金)に全国のHonda Carsで発売すると発表。

※=BEV(電気自動車)、FCEV(燃料電池自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)などで、電気自動車用放電システムガイドラインV2L DC版の規格に適合する自動車。

 この製品は、ホンダが発電機の開発で培った正弦波インバーター技術を採用し、高品質な電力を供給できる。最大6kVAの出力で、100Vと200Vの同時使用が可能。平時はイベントやレジャーなどにおける電源として、有事の際には非常用電源としてなど、多様なシーンでの活用が期待できる。

 外部給電機能を備えるクルマであれば、メーカーや車種にかかわらず電気を取り出すことができる。操作も簡単で、給電コネクターを電動車両に接続し、スイッチを押すだけ。静粛性が高く、クリーンに電気を取り出せるため、夜間工事や屋外でのイベントなど、さまざまなシチュエーションでの使用に対応できる。

 また、優れた可搬性も特長。前モデルのPower Exporter 9000比で約10kgの軽量化を実現した。さらに、大型車輪やハンドル、グリップなどを備えており、積み下ろしや移動が容易。また新たに、車載時にトランクに横に倒して積むことが可能となった。全国メーカー希望小売価格(消費税10%込)は88万3960円。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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