アテクトは後場一段と上げ年初来の高値に接近、マルマエの急伸を受けFPD業界の環境好転をイメージ

■マルマエは前場プライム銘柄の値上がり率1位、連想買い膨らむ

 アテクト<4241>(東証スタンダード)は12月29日の後場一段と上げ、寄り後は18%高の925円(143円高)をつけて約1か月ぶりに900円台を回復し、年初来の高値949円(2023年8月14日)に迫っている。パソコンモニターなどの薄型ディスプレイ(フラットパネルディスプレイ:FPD)を表示する半導体に用いられる「スペーサーテープ」で世界シェア70%を占め、FPD製造装置向け真空装置などを手がけるマルマエ<6264>(東証プライム)が28日に発表した四半期決算を受けて急伸しているため、FPDを取り巻く業界の事業環境の好転をイメージした買いが入っているとの見方が出ている。

 マルマエは28日に第1四半期決算(2023年9~11月)を発表し、第2四半期まで損失が残るものの、通期の業績予想は大幅黒字の見込みとした。株価は前場のプライム銘柄の値上がり率1位となった。一方、アテクトの連結営業利益を見ると、11月に発表した第2四半期連結決算(2023年4~9月・累計)では前年同期比33%増の1億27百万円だったが、3月通期の予想は前期比9%減の1億60百万円とした。下期の展開が上向くと仮定すれば通期予想は異なってくる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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