Jトラストの月次動向(1月)は国内金融事業の債務保証残高が9か月続けて最高を更新、インドネシアは2か月ぶりに最高を更新

■韓国JT親愛貯蓄銀行の貸出残は6か月ぶりに増加

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)の1月の月次動向「月次データ推移≪速報値≫」(2月8日午後発表)は、日本金融事業が引き続き好調に推移し、中核企業である(株)日本保証の債務保証残高が前月比0.3%増の2237億円となり、9か月連続増加し、同じく9か月続けて最高を更新した。

 東南アジア金融事業は、中核事業体であるJトラスト銀行インドネシアの銀行業における貸出金残高が2か月ぶりに増加して2.7%増の24兆5193億ルピアとなり、11月までの10か月連続増加(10か月連続最高更新)のあと、ひと月休養したが再び増加して2か月ぶりに最高額を更新した。

 韓国・モンゴル金融事業は、経済環境が中国景気の鈍化の影響を受けているとされる中で、JT親愛貯蓄銀行の貸出金残高が前月比2.4%増の2兆2855億ウォンとなり、前回発表分までの5か月連続減から6か月ぶりに増加した。また、JT貯蓄銀行の貸出金残高も0.1%増の1兆8197億ウォンとなり、こちらは4か月ぶりに増加した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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