CaSy、家事代行事業者向け業務管理システム「MoNiCa」の提供開始

■業務の効率化と品質向上を図る、オンラインでサービスの利便性とスピードも高める

 CaSy<9215>(東証グロース)は2月16日、家事代行事業者に向けた業務管理システム「MoNiCa」の提供を2024年2月15日から開始すると発表。このシステムは、家事代行事業者の情報管理をデジタル化し、業務の効率化と品質向上を図るものである。また、顧客と家事代行スタッフのやりとりもオンラインで完結できるため、サービスの利便性とスピードも高めるという。同社は、家事代行の普及に貢献するとともに、自社の業績向上にもつなげる方針である。

 「MoNiCa」は、同社がこれまでに蓄積してきたノウハウをもとに独自開発したシステムである。家事代行業における煩雑な業務をスリム化する仕組みを提供し、事業拡大にも寄与する。現時点で20社を超える家事代行企業に提供を予定している。「MoNiCa」は、「も(Mo)っと日本(Ni)に家(Ca)事代行を」という想いを込めて開発したという。

 提供開始に伴い、同社は特別に2500万円のシステム開発費を支出する。2024年11月期の業績に与える影響は軽微となる見込みであるが、今後、適時開示の必要が生じた場合には、速やかに公表するとしている。また、翌期以降の業績に与える影響は、事業の進捗や外部環境の変化により増減が予測されるが、中長期的には「MoNiCa」を提供する家事代行事業者数を増加させることで事業を拡大し、同社の業績向上に資するものと考えているとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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