日本マイクロニクスは後場一段高、業績好調で証券会社による目標株価など好感

■モルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価1万円に設定と伝わる

 日本マイクロニクス<6871>(東証プライム)は2月21日の後場、一段と上げ、13時にかけて一時15%高の6900円(910円高)まで上げて3日ぶりに直近の高値を更新し、2014年以来の高値に進んでいる。同社株への投資判断をモルガン・スタンレーMUFG証券が大幅に引き上げ、目標株価を一気に5800円引き上げて10000円に設定と伝えられ、注目が強まっている。

 半導体検査関連装置の大手で、同証券では、HBM(高性能メモリ)の高い需要が継続し、HBMテスト工程の増加が需要拡大に拍車をかけると予想しているもよう。。2月14日に発表した前12月期の連結決算は各利益とも減益だったが、23年10~12月期は半導体検査関連のプローブカード事業で過去最高に近い売上高を達成した。今期・2024年12月期の見通しは売上高を43.7%増、営業利益を2.6倍と予想するなど急回復を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る