ミロク情報サービス、会計事務所向けERPシステム『ACELINK NX-Pro 会計大将』、「AI-OCR」機能を強化

■ミロク会計人会連合会との共創により、操作性や処理速度等を向上、記帳代行業務の効率化を支援

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は3月18日、「ミロク会計人会連合会(※1)」との共創により、会計事務所向けERPシステム『ACELINK NX-Pro(エースリンク エヌエックス プロ)会計大将』の「AI-OCR」機能を、より実務に即した操作性への改善や処理速度の向上を図るなど、大幅に強化したと発表。

※1 MJSのシステムを利用する税理士・公認会計士の先生方で組織された職業会計人の任意団体MJSはこれまでも会計事務所の業務効率化を支援する各種製品・サービスを提供してきた。その中で、記帳業務の自動化を支援する機能の提供も行ってきた。

 特に、スキャンした通帳やレシート、領収書(手書き含む)の画像を取り込み解析し、自動で仕訳を作成する「AI-OCR」機能や、銀行口座やクレジットカード等の取引明細データや他社サービスとの連携による電子請求書などの各種取引データを自動で取得し仕訳データを作成する「AI仕訳」機能がある。

 このように、取引パターン別に記帳業務を効率化する方法としてさまざまな機能をご用意している。また、担当者が入力した仕訳の処理ミスや処理漏れなどを自動検出するため、ルールに基づいて仕訳および残高をチェックするシステム「MJS AI監査支援」など、AIを活用したサービスにより、仕訳に関わるデータの入力だけでなく入力内容のチェックまで自動化が可能となる。

 今回の「AI-OCR」機能の大幅な強化は、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応のため、記帳代行の業務量が増加傾向にある会計事務所の負荷を軽減し、一層の効率化と生産性向上をサポートするもの。

 MJSは各製品・サービスにおける法改正への対応はもちろんのこと、事務所業務の合理化、働き方改革の支援、そして会計事務所が顧問先に提供するサービス品質の向上に貢献すべく、今後も各種製品・サービスを強化していくとしている。

≪「AI-OCR」機能強化のポイント≫
1.導入準備が不要
2.操作性の向上
3.不明勘定自動セット(2024年6月から提供開始予定)
4.仕訳連結を即座に実行可能
5.AI-OCR入力の仕訳検索に対応
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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