クリングルファーマが逆行高、筋萎縮性側索硬化症に関する東北大との治験に期待強まる

■研究開発費に占める割合は軽微

 クリングルファーマ<4884>(東証グロース)は4月19日、6%高の600円(36円高)まで上げて4日ぶりに600円台を回復し、後場も590円をはさんで堅調に売買されている。同日朝、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を対象とする第2相臨床試験について発表し、次相試験のデザイン策定に重要な情報が得られることが期待されるとし注目されている。

 このほど、東北大学と、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者に対して組換えヒトHGFタンパク質製剤を投与する第Ⅱ相臨床試験(医師主導治験、以下「本治験」)の追加解析として、検体試料のバイオマーカー解析に関する共同研究契約を締結した。本治験が業績へ与える影響について、研究開発費に占める割合は軽微とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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