データセクション、バルクホールディングスとのAI・サイバーセキュリティ分野で協業開始

■AIデータセンター構築に向けたサイバーセキュリティ強化

 データセクション<3905>(東証グロース)は6月3日、バルクホールディングス<2467>(名証NXT)との間で、AI・サイバーセキュリティ分野での協業を開始すると発表。この協業は、データセクションが計画中のAIデータセンターの構築・運営及びAIクラウドサービスの運営において、バルク社グループからサイバーセキュリティソリューションの提供を受けるとともに、両社でAIを活用したサイバーセキュリティサービスの共同開発を進めるもの。

 この協業は、2024年2月に締結された両社の包括業務提携に基づくものであり、さらにデータセクションによる株式会社MSSの完全子会社化を通じて、両グループ間の関係が強化された。また、データセクションは、Super Micro Computer Inc.、シャープ<6753>(東証プライム)、KDDI<9433>(東証プライム)との4社間基本合意に基づき、AIデータセンター構築に向けた協議を開始しており、その中でサイバーセキュリティの重要性が極めて高いと認識している。

 同協業の開始による2025年3月期連結業績への影響については、協業の進捗に応じて精査し、開示すべき事項が発生した場合は速やかに開示するとしている。データセクションは、次世代技術の融合によって、安全で信頼性の高いAIサービスの提供を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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